100のお金持ちマインド「お金の戦略」
お金に関するビジネス書はたくさんあります。
その中でも本書は著者の軽快でウィットに富んだ文章の面白さが特徴です。
100の短い章に分かれておりすいすいと読み進めていくことができます。
1 お金に過度の期待をしない
私達は「お金さえあれば・・」「お金があれば幸せになれる」などと考えてしまいがちです。
しかしながら著者はこのような考えは間違いであるといいます。
お金があっても不幸な人はたくさんいるし、お金が無くても幸福な人はたくさんいます。
お金は幸せと同義はないのです。
このことを知るだけで、お金に振り回されることはかなり少なくなるのではないかと思います。
2 楽しみをあとにとっておくこと
お金持ちになることが出来る人の共通点はたくさなります。
なかでも著者が強調するのは、楽しみをあとにとっておく能力です。
お金持ちになれない人は、今の楽しみを我慢することができません。
老後にお金が足りなくなるとわかっても、今浪費して快楽を得てしまうのです。
そうではなく、楽しみをあとにとっておく。
それができるだけでお金持ちになることができるでしょう。
3 真の富は取引から得られる
お給料でお金を稼ぐこともできます。
しかしお金持ちの多くは、本当の富は労働ではなく取引によりもたらされることをしっています。
取引とは、なにかを「売る」ことです。
労働するのではなく、何らかの価値を売ることで真の富は得られます。
世の中のお金持ちの多くが、労働者ではなく、経営者であることからもこの事実が真実であることがわかります。
4 まとめ
以上見てきましたが、この本にはお金持ちになるためのマインドセットが盛り沢山です。
100の項目のうち、なるほど、と思えなかったところはどこか確認しましょう。
その項目こそ、あなたがお金持ちになるために必要な心構えです。
お金持ちになりたいすべての人にオススメです。
翻訳ビジネス書って本当におもしろいですね〜
オススメ度★5つ満点中
★★★
読みやすさ★5つ満点中
★★★★★
印象にのこったフレーズ要約
「お金はいらないという態度で働く」
「毎日決まった時間を裕福になるために費やす」
「秘密は買えない」
実践したい3つのポイント
- 自分の資産と負債を一覧表にする
- 毎日10分豊かになるための方法を考える
- 毎日1つ豊かになるための行動をする