1億総編集者の時代「コンテンツマーケティング27の極意」
FacebookやTwitterが全盛の今、こういったSNSを使いこなすためには、編集者の視点が重要であると本書はときます。
自分が編集者のように考えればうまくいく。
本書は編集者としてコンテンツを使いこなす技術と考え方を教えてくれます。
~編集者のように考えよう~ コンテンツマーケティング27の極意
- 作者: レベッカ・リーブ,Rebecca Lieb,郡司晶子,八木慎一郎,坂本陽児,徳永希,大八木元貴,関口嶺,阿部達典
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/01/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あなたはいつまで高い費用をかけて広告を使い続けるのですか?
本書はそんな問いかけから始まります。
広告をして宣伝するのはもう古い。
これからはコンテンツを使いこなすマーケティングが重要になります。
そのための技術とポイントを以下にまとめてみます。
1 最も大変なことはコンテンツを生み出し続けること
コンテンツマーケティングを成功させるためには、大量のコンテンツが必要です。
そのためには、当然コンテンツを継続的に生み出さなければなりません。
そのために必要な心構えは編集者になるということ。
出版社の編集者のような気持ちで、次から次へと新しいコンテンツを生み出す機会がないかどうかを探し出しましょう。
2 コンテンツは全てオリジナルである必要はない
コンテンツを生み出すのは大変な作業です。
ましてや完全にオリジナルなコンテンツをつくりだすのは至難の業。
そんなときは外部の情報を利用すればいいのです。
ニュース記事、統計資料など、さまざまな外部資料を利用することができます。
3 コンテンツは切り口が大切である
いかに良いコンテンツであっても、見せ方、切り口が大切です。
自然災害に対する備えを呼びかけるキャンペーンをしたときの話です。
単純に自然災害への備えを呼びかける場合と、ゾンビの襲来に対して備えをしましょうという呼びかけをする場合、後者の方があっとうてきに反響があったそうです。
同じ内容でも切り口や見せ方がいかに大切かわかります。
以上、本書はコンテンツマーケティングの基礎と技術をわかりやすく伝えています。
どちらかというと大企業向けの内容かと思いますので、企業のマーケティング担当者にはオススメです。
翻訳ビジネス書って本当におもしろいですね〜
オススメ度★5つ満点中
★★
読みやすさ★5つ満点中
★★★★
印象にのこったフレーズ要約
「一番大変なのが空白のページをコンテンツで埋めること」
「影響力のある人を探す」
「サードパーティーのコンテンツを見つけで選別する」
実践したい3つのポイント
- 本書で紹介されたSNSを全て利用してみる
- 外部情報をコンテンツ化する
- 自分のコンテンツを広めてくれる人はだれか考える
~編集者のように考えよう~ コンテンツマーケティング27の極意
- 作者: レベッカ・リーブ,Rebecca Lieb,郡司晶子,八木慎一郎,坂本陽児,徳永希,大八木元貴,関口嶺,阿部達典
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/01/28
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