人の期待に答えるな!「常識からはみ出す生き方」
ノマドワーカーという言葉があります。
場所にとらわれず自由に仕事をする人のことを指す言葉です。
本書は、そんなノマドワーカーが教えてくれる常識外の生き方です。
常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」
- 作者: クリス・ギレボー,中西真雄美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書は少し前に発売された本ですが、素晴らしい良書です。
私は本を読む時気になったページの端を折るようにしていますが、本書は折り目だらけです。
すべての人に読んでもらいたい一冊となっています。
以下ポイントをまとめます。
1 自分の人生を人の期待に応えて生きる必要はない
私達は子供の頃、親や教師の言うことを聞いて生きてきました。
それ自体、最低限の知識やルールを学ぶ上では必要なことではあります。
しかし、子供のころの癖が抜けず、大人になってからも周りのいうことを聞きすぎてしまうことがあります。
人は誰かの期待に応えたいと思うものです。
しかしそれは、周囲の人から拒絶されないることを恐れての行動かもしれません。
自分の人生、人の期待に答えて生きる必要は全くありません。
そんな当たり前のことにふっと気づかせてくれる言葉です。
2 誰かに許可をもらう必要があることはほとんどない
これも我々が子供のころの影響を受けているゆえの行動です。
我々は知らず知らずのうちに誰かの許可を求めてから行動しがちです。
でもそれは、期待にこたえることと同様、批判されるのを回避したり、責任を免れるためのある意味、自分の人生に対する無責任な行動です。
もちろん法律やルールとして誰かの許可が必要な場合もありますが、実際には何か行動をするのに許可はいらない場合がほとんどです。
許可をもらうこと無く行動しましょう!
3 人はなにかしたことよりしなかったことを後悔する
自分が100歳になったときのことを考えてみましょう。
それくらいの年になれば、過去の出来事における恥はどうでもよくなっているでしょう。
してしまって恥をかいたこともいい思い出話になります。
しかし、やらなかったことは思い出話にもなりません。
やらないで失敗しないより、やって失敗するほうが明らかにいいのです。
以上ポイントを纏めてみましたが、紹介しきれないくらい良い言葉があふれています。
人生に迷いを感じている人もそうでない人も是非本書を読んでみてください。
翻訳ビジネス書って本当におもしろいですね〜
オススメ度★5つ満点中
★★★★★
読みやすさ★5つ満点中
★★★★★
印象にのこったフレーズ要約
「人生における大きな喜びは、君にはできないと世間がいっていることをやりとげることだ」
「一番大切なことは決断ではなく、決断したことをやりとげるかどうか」
「あなたが恐れることをやり続けなさい」
「飛び出してしまえそうすれば受け止める網が表れる」
「普通はこうすべきという人に注意」
「知識があるかどうかに隔たりはない。行動を起こすか知識をもつだけかに大きな隔たりがある」
「起きている時間の大半をおもしろくない場所で過ごすとしたらどうしてそれが成功と言えるのか」
実践したい3つのポイント
- 理想の一日を書き出してみる
- 死ぬまでにやってみたいことを書き出す
- 自分が恐れていることを書き出す
常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」
- 作者: クリス・ギレボー,中西真雄美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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