だれでもカリスマになれる方法「カリスマは誰でもなれる」
カリスマといえば、才能のある選ばれた人しかなれない、と考えるのが普通です。
しかし本書は、カリスマは誰にでもなれると主張します(そのものが本の題名になってます 笑)。
ではどうすればカリスマになれるのか??その方法を少し紹介します。
本書では、カリスマに必要な要素は3つであると解説しています。
それは
- プレゼンス(存在感)
- 誠意
- パワー
です。
確かに、オバマ氏やスティーブ・ジョブスなどのカリスマを思い浮かべると、これらの要素を満たしていると言えそうです。
ではそれぞれどうすれば身につけられるのか?
本書では、そのための仕草や身なりなど、かなり細かい部分のテクニックも紹介されています。
しかしそれ以上に大切だとされていることは、
自分がカリスマであるということの自己イメージ
だといえそうです。
カリスマは態度やちょっとした仕草などで凡人との違いを示すことができますが、そういった態度は無意識のコントロール下にあります。
そのため、自分はカリスマであるという自己イメージを強く確立し、無意識のレベルにまで落としこむ必要があるのです。
そのために重要なのがイメージトレーニングでしょう。
本書ではさまざまな場面で、カリスマとして振る舞うためのイメージトレーニングを推奨しています。
カリスマと呼ばれたいという希望がなくても、「自分に注目して欲しい」「影響力を与えたい」「なぜか人から関心を持たれない」という人にはオススメです。
翻訳ビジネス書って本当におもしろいですね〜
オススメ度★5つ満点中
★★★★
読みやすさ★5つ満点中
★★★
印象にのこったフレーズ要約
「カリスマの方程式、自分にパワーと誠意があることを相手に印象付けること」
「褒められたことに「そんなことはない」ということは、相手に褒めたことはまちがいであった、という意識を与えてしまう」
「言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションが矛盾するとき、人は後者を信じる」
実践したい3つのポイント
- 相手方が話し終えたら2秒間沈黙してから話をする
- 褒められたら絶対に謙遜せず「ありがとう」という
- 人と話すときには相手の仕草をミラーリングする
- 電話中は相手方との会話に集中するため目を閉じる