15分で人生を変える方法「とりあえず15分から始めなさい」
「15分で人生を変えられる!」
そういわれてもなかなか信じることができませんが、本書を読めば「変えることはできるかもしれない」と思うでしょう。
本書は15分で人生におけるあらゆる側面を変える方法が書いてあります。
本書は、なぜ15分で人生が変えられるのか、そのノウハウが多数の事例とともに書いてあります。
以下まとめてみたいと思います。
1 15分だけルールなら始められる
なにか面倒なことでも、始めてしまえばすぐに終わってしまったという経験は誰にでもあります。
15分ルールは、そのような経験と同じ原理です。
15分でおわりにしていい、という許可を自分に与えることで、なにかを始めるときのハードルを下げるのです。
15分たったらやめていいと思えばすぐに始めることができます。
2 大切なのは15分以上しないこと
15分ルールになれる初期の段階では、15分以上行動をしてはいけません。
気分が乗ったのならば何時間でもやるべきでは?と思いがちですが、そこが間違いです。
初期の段階で、15分ルールを破ると、無意識のなかで「一度始めたら結局15分以上やり続けることになる」という思いを持ってしまいます。
そうすると結局行動するのが面倒になり、行動が続かなくなります。
もちろん慣れてからは続けても良いですが、なれるまでは本当に15分でおわりにします。
3 15分ルールは考える時間である
人生を変えるのは、自分の思考、考え方の変化です。
そして、なにかを自分の頭で考えるというのは、とても労力のいる作業です。
できれば人は自分で考えたくありません。
だからこそ、15分ルールでは、考えるという行動のハードルを低くして、考える時間を確保するのです。
考えることができれば人生は、変わります。
お金、人生目標、人間関係など、あらゆる側面において15分考えることで人生は変わるのです。
4 「3」の力を利用する
著者によれば、「3」という数字は人間の思考と相性がいいそうです。
ですから、「1日に3つのことをやり遂げる」「年間3つの目標を設定する」など、数字の3を人生に活用しましょう。
「15分で3つの改善点を考える」など、15分ルールを数字の3と関連させて活用すると大変効果的だそうです。
以上まとめましたが、本書を読むと「とりあえず行動すること」の大切さを通関することができます。
人の行動のモチベーションは、行動そのものによって増大します。
ですからやるきがあろうがなかろうが、とりあえず行動することが重要なのです。
すぐに行動できない人、先延ばし癖がある人にはオススメの一冊です。
翻訳ビジネス書って本当におもしろいですね〜
オススメ度★5つ満点中
★★★★
読みやすさ★5つ満点中
★★★★
印象にのこったフレーズ要約
「何をするにしても、まずそれを始めなさい」
「続けたいと思っても必ず15分でやめましょう」
「15分だけ悩む」
「気分が落ち込んだら運動する」
「おやつが食べたくなっても15分がまんする」
「15分でやめることで自分との約束を守ることができ自分に誇りが持てる」
実践したい3つのポイント
- ずっとやりたいと思っていたけどしていないことをリストアップ
- 1に挙げた項目を15分だけやってみる
- 苦手な人とも15分だけコミュニケーションする