バリバリな人は注意!「燃え尽きない10の方法」
燃え尽き症候群という言葉があります。
なにかに一生懸命取り組み過ぎて、逆にヤル気などを失ってしまう症状のことを意味します。
本書はそんな燃え尽き症候群にならない方法を教えてくれます。
会社と上司のせいで燃え尽きない10の方法 「バリバリな人」ほど失いやすい生き方のバランス (BEST OF BUSINESS)
- 作者: ハーバート・フロイデンバーガー,川勝久
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/02/20
- メディア: 単行本
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燃え尽きないためにはどうすればいいのか、以下ポイントをまとめてみます。
1 人生の理想をもたない人はこの病気にはかからない
燃え尽き症候群にかかるのは、高い理想や目標を持っている人です。
一般的に理想や目標をもつことは良いこととされています。
しかし、目標のために限界を超えて努力をすることが燃え尽きの原因になってしまいます。
理想や目標が高い人ほど注意しなければいけないということを理解しましょう。
2 本物の目標でない目標を持っていないか
つぎに燃え尽き症候群になりやすい人の特徴としてあるのが、本当の目標ではない目標に向かって努力をしている人、です。
親から期待された目標、世間一般のイメージから来る目標、そんな目標のために虚しい努力を続けている時、燃え尽き症候群になりやすいのです。
自分の目標について、「本当に自分はこれをのぞんでいるのか」を自問する癖を付けましょう。
3 自分が成し遂げた成果を確認すること
自分に厳しい人は、常に自分に対して「まだまだ不十分だ」という意識をもっています。
ときにはそういった考え方も必要ですが、あまりそれを続けるのは危険です。
常に自分に無知を打ち続ける結果心が疲労して燃え尽き症候群に陥りかねません。
それを防止するにはいままで自分がなしとげてきたことを振り返り、自分が多くのことを達成してきたと認めること。
いわば自尊心の回復が必要になるのです。
4 他人に認めてもらうことを目標にしない
燃え尽きる人は、他人に認めてもらうことを目標にしていることが多いです。
しかし他人は一時的にあなたに注目することはあっても、継続的にあなたのことを親身に思い続けてくれることはありません。
むしろ思うような評価を受けられなかったとして落胆することの方が多いでしょう。
他人に認めてもらうためではなく、自分自身が本当に喜びを感じる必要があります。
以上まとめてみましたがいかがでしょうか。
一生懸命頑張っているけどなにか虚しい、心が疲れているといった人にオススメの一冊です。
翻訳ビジネス書って本当におもしろいですね〜
オススメ度★5つ満点中
★★★
読みやすさ★5つ満点中
★★★
印象にのこったフレーズ要約
「自分の楽しみをコントロールする」
「喜びを分かち合える人がいないとむなしい」
「一歩前進すれば良い」
「人は少数グループの方がよく働く」
「努力と得られた成果が釣り合っていない時に燃え尽きる」
「日常における小さな楽しみを味わう」
実践したい3つのポイント
- 自分の楽しみをリストアップし、それをコントロールしているかされているかチェックする
- 自分の目標は本当に自分の喜びのためなのか自問する
- 仕事以外の楽しみをつくりそれを実行する
会社と上司のせいで燃え尽きない10の方法 「バリバリな人」ほど失いやすい生き方のバランス (BEST OF BUSINESS)
- 作者: ハーバート・フロイデンバーガー,川勝久
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/02/20
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