エレメントを見つければ人生が変わる!「才能を磨く」
エレメントという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
本書は読者の「エレメント」を見つけることを手助けする本。
エレメントとはなにか?どうすればそれを見つけることができるのか?
本書を読めば明らかになります。
著者は、「才能を引き出すエレメントの法則」を書いています。
本書はその続編ともいえる内容で、エレメントを見つけ出すワークや質問がたくさん書かれています。
前著を読んでいない人でも、エレメントの内容やその見つけ方がわかるでしょう。
1 エレメントとはなにか
著者によれば、エレメントとは自分の得意なことと情熱を燃やせることが一致している状態である、と定義されます。
自分が得意で、好きなことをできるという状態ですね。
そんな状態にあれば人生が楽しくなるのは当たり前といえます。
2 まずは自分が得意なことを見つける
エレメントの発見方法としては、まず得意なことを見つける必要があります。
本書では具体的なワークのやり方が書かれており、支持とおりにワークをすれば自分の得意なこと、そうではないことが明確になります。
3 次に自分が好きなことを見つける
これも様々なワークが紹介されています。
好きなことを発見する方法として精神的疲労と肉体的疲労の話があり、印象的でした。
すなわち、人は好きなことをしていると肉体的には疲労しても精神的に疲労しない。
逆に嫌いなことをしている肉体的には疲労しなくても精神的に披露する、ということです。
これは多くの人が仕事や趣味のなかで実感することだと思います。
本書では、実に様々なワークが順を追って紹介されています。
ワークを通じて自分が好きなことはなにか?得意なことがなにか?を知ることができます。
通常こういったワークは高額なセミナーなどで一日がかりで行うことも多いですが、本書と紙とペンを用意して、1日図書館にこもってワークをし続ければ同じ効果が得られるでしょう。
本当に本というのは費用対効果が高い存在です。
自分がしたいことはなにか?日々悩んでいる人にはオススメです。
翻訳ビジネス書って本当におもしろいですね〜
オススメ度★5つ満点中
★★★★
読みやすさ★5つ満点中
★★★★
印象にのこったフレーズ要約
「自分の愛する仕事を選びなさい、そうすれば人生で1日も働かずに済む」
「貧乏になるか金持ちになるかは関係ない、何があってもこれをやるんだという覚悟と決意」
「いまのエレメントを見つけたからといってずっとそれに縛られることはない」
「良い人生というのは英雄の旅が繰り返されるようなもの」
「人生を振り返ってもっとも重要だと思うのかなにかの渦中で懸命に生きているときだった」
実践したい3つのポイント
- 子供時代好きだったこと楽しかったことを3つ書き出す
- 得意なこと不得意なことを10個ずつ書き出す
- 好きなことしてみたいことを10分間でいいからやってみる